2012年11月14日水曜日

江本修

明治十九年五月徳島県の生まれ.第三高等学校を経て明治四十四年東京帝国大学農科大学獣医学科卒業.卒後同大助手,大正五年講師,同七年助教授,大正十三年農学博士,昭和元年ドイツ留学,昭和九年東京帝国大学教授,昭和十一年日本獣医学会理事長,昭和十四年大日本獣医学会副会長・会誌編集長.昭和二十年九月二十日東京都で死去.専門は家畜病理解剖学.
「日本農学発達史」昭和十八年五月二十日発行農業図書刊行会の「獣医学発達史」には『昭和十四年八月三十日稿』とあるから,昭和十四年大日本獣医学会副会長・会誌編集長時代の著作である.
冒頭・五四三頁に『推古天皇三年高麗僧慧慈・・・侍臣橘猪弼・・・』『桓武天皇延暦二十三年肥後の人硯山左近将監平仲国勅を奉じて唐に入り・・・』とある.いずれも出典は明らかにされていない.

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学而不思則罔