明治十八年の「大日本獣医会誌」創刊で『我邦維新前に於いては真性の獣医なく唯に伯楽及び馬医なる者ありて・・・陸軍省に於いては明治五年地方有力の馬医を徴して軍馬の衛生治療の事を司らしめ同七年に佛国陸軍獣医アンゴーを聘して獣医生徒を教育し内務省に於いては明治九年英国獣医ドクトル、マッケブライドを農商務省に於いては同十四年独国獣医ドクトル、ヤンソンを聘して前後数十名の生徒を養成して・・・・』と記している。小澤温吉は明治十二年陸軍馬医学舎の卒業で、同期は今泉六郎、黒瀬貞次、一柳直宰、柳沢銀蔵等々。
我国の獣医学の源流はフランス式軍馬医学に発するとする。従来の伯楽の技術は蹄鉄工の仕事であるとする。
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